外国株式

資産運用の中でも投資信託は初心者でも手掛けやすい手法の1つになります。投資信託の魅力は、最も大きな点として、運用が投資のプロによって行われることがあります。
例えば、株式や債券などに直接投資をして成果をあげるためには、銘柄の分析や投資手法などに相応の知識が求められますが、投資信託の場合は投資専門家であるファンドマネージャーによって運用が行われます。
また、個人ではハードルが高い海外など他の地域の株式や債券、特殊な金融商品にも投資をすることが可能になります。

投資信託は、他にも、商品の種類が豊富であること、少ない金額で購入をすることができること、確定拠出年金やNISAでも利用ができるメリットがあり、投資において基本となる分散投資が手軽に行える点も魅力になります。
一方、リターンが株式投資と比較して低いこと、元本保証がないことなどいくつかのリスクがあり、購入をする際には自分が許容できる範囲を把握した上で選択をすることが重要になります。

投資信託は、大きくは、公社債投資信託と株式投資信託の2つがあります。それぞれに、いつでも購入ができる追加型(オープン型)と、募集期間中にのみ購入ができる単位型(ユニット型)があり、商品は、国内株式型をはじめとして複数のたタイプがあります。

商品の1つに外国株式があります。ここでは投資信託を利用することで外国株式に手軽に投資をすることができ、海外の巨大企業や知名度の高い魅力的な企業を対象にすることが可能となります。
タイプとしては、大きくは、先進国の株式を中心としたものと新興国の株式を対象としたものに分けることができ、国別では、米国、中国、韓国、ロシア、ベトナム、インドネシア、シンガポール、タイ、マレーシアなどを主要な地域に上げることができます。

外国株式の投資信託は高いリターンが期待できるなど魅力的な商品になります。反面、海外ならではの内容となる、為替変動リスク、流動性リスク、カントリーリスクが伴うことを理解しておく必要があります。
例えば、為替リスクでは、為替相場の変動によって円換算で投資元本を割り込むことがあり、損失につながるケースもあります。流動性とカントリーリスクに関しては、主に新興国が該当し、取引量が小さい商品では流動性リスク、政情などが不安的な地域の場合にはカントリーリスクが伴うことになります。

株式とは違うJ-REITとは

投資信託による投資では不動産を主体に組成された商品も多く、中でもREITは代表的なものの1つになります。REITは、もともとはアメリカで考案された仕組みであり、日本においてはJAPANの頭文字を付けることでJ-REITと呼ばれる場合もあります。

J-REITは、簡単には、多くの投資家から集めた資金で、オフィスビルや商業施設、マンションなど複数の不動産を購入し、売買や賃貸をすることで利益を投資家に分配をする投資手法のことを指します。タイプとしては、用途に絞って投資を行う特化型と、2つ以上の用途を保有して投資を行う複合型があります。

J-REITは、現在、特化型としては、オフィス系REIT、住宅系REIT、ホテル系REIT、商業施設系REIT、物流系REIT、ヘルスケアREITの6つが主流になっており、市場動向で単一分野が好景気となれば、価格が上昇しやすいというメリットがあります。
複合型の場合には複数が組み合わされた商品となるために、分散効果が得られるメリットがあり、特化型に比べて上昇率は落ちるものの下落リスクを抑えることが可能になります。

J-REITは、法律に基づき、「不動産投資法人」と呼ばれる会社に近い形態が用いられています。ここでは株式会社にの株式にあたる「投資証券」を発行し、投資家は「投資証券」を購入することで投資に参加をすることになります。
J-REITでは、預かった資金をもとに物件の購入し、賃貸、売買を行い、収入を投資家に分配します。物件規模によっては金融機関からの融資を受けることもあり、他にも、株式会社の社債にあたる「投資法人債」を発行することで資金調達を行う場合もあります。

J-REITには、少ない金額で不動産投資が可能であること、複数不動産への分散投資が可能であること、専門家への運用委託、換金性の高さ、配当率の高さがメリットになります。
中でも配当率に関しては、収益のほとんどが分配される仕組みになっているために他の投資に比べて高く、投資家は毎期ごとに、収入として分配金を受け取ることができます。